ビジネスでSNSを駆使してわかった10のこと

ファッション・美容関連を中心にハンズオンのコンサルティングを行っている会社がSNSを駆使してわかったことをブログに記録していきます。

あなたの会社は何のためにSNSやってるの?フォロワーを増やすだけで本当にいいの?

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とりあえず投稿するぐらいなら時間の無駄、やめたほうがいい。

出だしから、厳しいこと言います。
とりあえず、SNSを投稿しないと時代遅れという気持ちから自社でSNS投稿しているぐらいならやめた方がいいです。

別の業務に時間を割いていた方が売り上げが伸びるのではないでしょうか?

実際に『ギクリ』としたマーケーターや、製品責任者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実際、中小企業から、大手企業のマーケの部署やPRの部署でもただSNSを更新させられているという担当者の方もいると思いますが、あまりにもSNSマーケティングをなめていませんか?

なんだか喧嘩腰の出だしとなってしまいましたが、SNSは上手にやれば確実に効果が出ると話しています。

コンテンツマーケティングの一種で、時代は従来のSEO・リスティングでの集客はやって当たり前→コンテンツマーケティングに力を入れる時代とされているのはみなさんもご存知だと思います。

SNSマーケティングなんて流行り物でしょ、とか一過性のものでしょう?という企業様も今だにいるのですが、本質をわかっていない『なんちゃってSNSマーケティング』は確かに一過性のもので終わってしまうでしょう。


では、なんちゃってではない本物のSNSマーケティングとはなんなのでしょうか?

新しい形の『ユーザーとの交流』なのです。『ユーザーとの交流』を履き違えてしまうと微妙に違った方向に向かってしまいます。

ここの戦術を微妙に間違えて積み重ねたまま進んでしまうと大きな溝が生まれます。

我々は、SNSアカウントの構築は、ある意味経営に似ているような気もしています。

 

ユーザーが本当に欲しい情報とあなたの会社に求めてること

かなり基本的ですが、本質的なことを言います。

SNSを見る側(フォローする側)の人が欲しい情報を発信することが大切であって、発信者は、あなたのアカウント(会社)に求められていることを考えながら投稿をしていかないといけないわけです。

たった一投稿、されど一投稿。

よく話を聞くインスタグラマーが、私〇〇を投稿するとフォロワー減る、増えるとかつぶやいています。側から聞いていると嘘のような、しかし本当の話です。

本当に人から憧れられるインスタグラマーは少なからず、自分が何を求められていて、どういうことをしたらフォロワーさんが喜ぶのか?を考えられている人が多いのです。

その積み重ねでフォロワーさんを積み重ねているのです。要は自分自身のセルフブランディングができているということですね。


私と相性が悪いと言っていたらどうしたら相性がよくなるのかを考えてあげ、歩み寄ることも大切です。


インフルエンサーマーケティングを駆使してSNSをフル活用するには、こういったミスマッチを少しずつ無くしていくこともコツです。

投稿するコンテンツもインスタグラマーに見習ってこのアカウントはどんな人のためにあるのか?などをきちんと整理し、そのターゲットが楽しんでくれるようなコンテンツ発信をしていきましょう。

ユーザーとコンテンツの接点を設ける。

次に大事なのが、ユーザーとの接点です。

 

一方的に情報発信してみるのもはじめのうちはいいのですが、SNSを活用できているとはあまり言えません。
それであればもっと詳しく情報を書き残すことができる、WEBページとあまり変わりがないのです。

SNSはもっと手軽に投稿ができる分、ユーザーとコンテンツの接点を作ることで最大限に生かすことができます。
結果、賑やかし的にも、口コミ的にも、アカウントの信頼度もUPします。

コミニケーションを見ていた別アカウントも参加したり、周りの人を巻き込めるのがSNSのいいところです。
SNSソーシャルネットワーキングサービスというくらいですから、周りの人々への拡散力なども優れています。

さらに、上記を利用したLP構造を考えると、SNS施策をうまく利用することもできます。
さらには、アカウントに影響力が育ってきたら、SNS連動型のキャンペーンなども自社企画でできるでしょう。


アカウント(製品)コンテンツのファンにさせる。

  • 自社のロイヤル顧客に近い人
    実際に自社のサービスと利用、もしくは購入してくれている人間に近い人を獲得する方法を考える。

  • 自社の製品のターゲットにしていた層
    もともと、こんな人に使って欲しいと思っていた人間がアカウントになんらかの反応をしてくれているのか?もしくは近い人を獲得するためにはどんな見せ方にしたらいい反応がくるのか?

  • いいねの反応が多い人はどんな人なのか
    実際に今配信しているコンテンツにどんな人が反応してくれているのか?上記2項目で当てはまらなかった場合には、幅を広げるという意味合いでこのままでいいのか?それとももっと上記の2項目で想像しているようなところに近づけていかないといけないのか?としっかり定めましょう。

    そして、地道にユーザーの反応を記録分析し、PDCAを回していく。
    上記を行なうだけでも大分結果が出ると思うのですが、それでけでは勿体無い。SNS上にファンを貯めるももちろんですが、新しい顧客開拓ツールとしての考え方でいるべきとも弊社では申している。

    SNSをフォローさせるだけではなく、LINE@やメルマガなどのSNSを手軽にフォローするよりもより関心度の高そうな顧客予備軍を貯めていく仕組み作りも忘れずしておくことを進めている。

    地道に告知ツールとして使っていると、配信した後にものが売れたりと良い相乗効果を出してくれる。


SNSアカウントはあくまでもCM的効果?

SNSマーケティングも、インフルエンサーマーケティングもあくまでもCM的な効果のあるチャネルとして考えるべきだとお話しています。
そして、直接的効果とか費用対効果が云々かんぬんと言われても、運用担当者はやる気を無くしてしまいます。
特にインスタグラムはまだまだ直接的にURLを貼れる箇所が少なく、なかなか直接的な効果を測定しにくいのが現状ではあります。


それではどのような位置付けでSNS運用を業務として定義したらいいのでしょうか?
SNSマーケティングを従来の宣伝手法に例えるならば『CM』が近いと言っています。


そもそもCMを一度見ただけでCMで打ち出したい製品を認知する人はそう多くない。何かをしながらCMを見て、インパクトがあり、複数回見ることで製品の名前が認知される。
繰り返し流すことで、初めて意味をなすCMにSNSマーケティングは似ていないでしょうか?
SNSアカウントは一つのチャネルとして考え育てる必要があるのは、こう言ったSNSの特性的な部分が元になっています。


ただSNSフォロワーを増やしてどうする?

SNSのフォロワーを増やすためがSNS運用ではありません。

あくまでもそのアカウントが、次のプロモーションや自社企画をするときの土台になる必要があります。その先を見据えていないと本当にただ運用だけをして終わってしまうでしょう。

フォロワーを増やすのは懸賞がいいとおすすめする代理店や、マーケターもいるでしょう。

一方で、懸賞でフォロワー増やすのはどうなのか?とマーケティング担当の人々の中で、物議を醸し出しています。


弊社のナレッジを元に語ると、1万人フォロワーになるまではほどほどに、懸賞やキャンペーンを行なうべきだとお話しています。

なぜ、キャンペーンを行なうべきなのでしょう?
もちろん懸賞目当てのアカウントがあるのも事実です。

しかし、その先にいる人は一消費者。

その人間が、懸賞の景品欲しさでもブランドや製品を認知していくことが大事なのです。

懸賞に応募している人=購入に至らない人と決めつけることもできません。
懸賞をきっかけに製品を手に取る人が増えたらいいなという気持ちで地道に続けることが大事なのでしょう。

 


自社にとってのリアルなフォロワー

→どんなフォロワーなのか今一度見つめ直して見るべき。


リアルなフォロワーは『共感』を持っている。要は口コミ的なものである。


数にこだわるなは嘘!フォロワー数は一定数は大事。

一目で見て価値がありそうと思わせることに5000以上は必要。そこから先は割と勝手に増えていく。いわゆるハッタリをかますためまでの1万人。


自社のアカウントから直接流入もさせたい企業は?

1万人ほどの数になるとストーリーズでダイレクト誘導可能になる。ここで初めて有力な流入導線に近づく。