ビジネスでSNSを駆使してわかった10のこと

ファッション・美容関連を中心にハンズオンのコンサルティングを行っている会社がSNSを駆使してわかったことをブログに記録していきます。

インスタグラムでURLを効果的に貼る方法

インスタグラムってURLが直接的に貼れる箇所が少なく、なかなか企業のPRにつながらないと思っている方も多いのではないでしょうか?

そんなことはありません。

 

URLを効果的に貼る方法はもちろんあります。

 

まず、だれでも貼ることができるURL1か所です。

それがどこかというと「プロフィールのウェブサイト部分」です。プロフィールを編集をするとウェブサイトを登録できる欄があります。そこに1つだけURLを貼ることができるのです。

 

次にある条件をクリアした場合に貼れるURLがあります。

このある条件というのは、アカウント名のところに青いチェックマークのある認証アカウントであること、もしくはインスタグラムのフォロワーが1万人以上いる場合になります。

 

最後にショップをやっている方には有効な方法で貼れるショッピングURLがあります。「Shop now機能」です。

機能が対応しているショッピングカートシステムを利用している場合フェイスブックページの連携を図ることで商品ページまで飛べるURLを貼ることが可能です。

 

 

さて、3つほどインスタグラム上で有効なURLが解ったところでその効果的な使い方をご紹介したいと思います。

 

まずだれでも貼ることができるプロフィールURLです。

企業アカウントであれば必ずこのプロフィール部分には自社のURLを貼っておきましょう。

商品のPRアカウントの場合:商品の購入ページへのリンク

飲食店や美容店のアカウントの場合:予約ページへのリンク

このようなリンクの貼り方をよく見ますが、ここには注意が必要です。まず、アカウントにたどり着いた経緯によってその時貼っておくURLは変えるべきです。

キチンと商品やお店のいいところが紹介できている場合に関しては直予約や購入のリンクで問題ありません。

しかし、もしたまたまインスタグラム上で見つけて飛んできた場合直接購入や予約のページだと効果が半減してしまいます。

なので特に外部施策を行っていないときはブランディングを伝えられるページのURLにしておくべきです。

例えば、商品を売りたい場合でも商品の購入ページURLを貼るのではなく商品の説明やブランドの説明ページURLを貼るようにしましょう。まずは良いところを知ってもらって興味を持ってもらう段階という認識が重要です。

インスタで写真をみてポロフィールに飛んできてすぐに商品買うなんてことはめったにないと思いませんか?

まずはその商品がどんなものか?そのブランドがどんなブランドか?を知ってから購入に至るのでその導線はキチンと引きましょう。

 

直接導線を引いてもいい場合もあります。それはどのような時だと思いますか?

それは、外部施策で第三者が商品やブランドを紹介してくれてそこから消費者が飛んできた場合です。

よくあるインスタグラムのPR施策ですね。

数人のインフルエンサーさんに商品を使ってもらったり着用してもらったりして、商品の良さを伝えてもらう。その際に公式アカウントへの誘導導線をとってもらうといった流れです。

その場合、憧れのインフルエンサーさんが使っている商品ということで「欲しい」となる消費者がある一定数います。

その消費者が公式アカウントにたどり着いたときに直接商品が買えるページであれば親切と言えます。そのURLを踏む前に商品の情報はある程度刷り込まれた状態できているので有効と言えます。

 

このように、商品販売の場合ではその時の状況によって公式アカウントのURLを変えることをお勧めします。

同じように飲食やサロンなどの予約業でも同じです。いつもはサロンの公式ホームページのTOPURLを貼っておきますが、インフルエンサーさんのPRに合わせて予約ページ直リンクに変更します。

そのような細やかな対応がコンバージョンアップにつながっていくので地道にやってみてください。

 

そして、このプロフィール欄のURLを使ったPRもよく実施されています。1週間限定アンバサダーなど特定の期間を設けて製品を使ってもらっているインフルエンサーさんのプロフィールURLを期間内だけその製品のURLにしてもらうなどです。他にもPR投稿をして24時間以内はプロフィールURLを変えるというのも行われています。

 

このプロフィールURLを変える場合ですが、やり方によってはやらせ感やPR感が出すぎてしまうので注意が必要です。

もちろん、通常の1投稿であれば公式インスタグラムのアカウントタグを貼ってもらいそこから流れてきた一部の人だけがホームページにいきつくのですが、その数クリックなく1クリックでホームページに飛ぶのでアクセス数は伸びやすくなります。

 

しかし、同時にPR投稿というのがバレバレなのでやり方にコツが必要です。

例として1つご紹介しましょう。

 

とある美容サプリメントPRです。

まず1投稿案件として数十名のインフルエンサーさんに投稿をお願いします。

その投稿内容は「〇〇のアンバサダープログラムに応募!」と言う内容です。あくまでアンバサダーに自分からなりたくて応募をしているという程にします。

その後投稿者の中から数名にアンバサダーとして1週間チャレンジに参加してもらい、その期間のURLを変えてもらう、期間内には数投稿してもらうというセットプロモーションです。

 

すこしめんどくさい流れではありますが、自然な流れははかれるのでぜひ試してみてください。