ビジネスでSNSを駆使してわかった10のこと

ファッション・美容関連を中心にハンズオンのコンサルティングを行っている会社がSNSを駆使してわかったことをブログに記録していきます。

あなたの会社は何のためにSNSやってるの?フォロワーを増やすだけで本当にいいの?

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とりあえず投稿するぐらいなら時間の無駄、やめたほうがいい。

出だしから、厳しいこと言います。
とりあえず、SNSを投稿しないと時代遅れという気持ちから自社でSNS投稿しているぐらいならやめた方がいいです。

別の業務に時間を割いていた方が売り上げが伸びるのではないでしょうか?

実際に『ギクリ』としたマーケーターや、製品責任者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実際、中小企業から、大手企業のマーケの部署やPRの部署でもただSNSを更新させられているという担当者の方もいると思いますが、あまりにもSNSマーケティングをなめていませんか?

なんだか喧嘩腰の出だしとなってしまいましたが、SNSは上手にやれば確実に効果が出ると話しています。

コンテンツマーケティングの一種で、時代は従来のSEO・リスティングでの集客はやって当たり前→コンテンツマーケティングに力を入れる時代とされているのはみなさんもご存知だと思います。

SNSマーケティングなんて流行り物でしょ、とか一過性のものでしょう?という企業様も今だにいるのですが、本質をわかっていない『なんちゃってSNSマーケティング』は確かに一過性のもので終わってしまうでしょう。


では、なんちゃってではない本物のSNSマーケティングとはなんなのでしょうか?

新しい形の『ユーザーとの交流』なのです。『ユーザーとの交流』を履き違えてしまうと微妙に違った方向に向かってしまいます。

ここの戦術を微妙に間違えて積み重ねたまま進んでしまうと大きな溝が生まれます。

我々は、SNSアカウントの構築は、ある意味経営に似ているような気もしています。

 

ユーザーが本当に欲しい情報とあなたの会社に求めてること

かなり基本的ですが、本質的なことを言います。

SNSを見る側(フォローする側)の人が欲しい情報を発信することが大切であって、発信者は、あなたのアカウント(会社)に求められていることを考えながら投稿をしていかないといけないわけです。

たった一投稿、されど一投稿。

よく話を聞くインスタグラマーが、私〇〇を投稿するとフォロワー減る、増えるとかつぶやいています。側から聞いていると嘘のような、しかし本当の話です。

本当に人から憧れられるインスタグラマーは少なからず、自分が何を求められていて、どういうことをしたらフォロワーさんが喜ぶのか?を考えられている人が多いのです。

その積み重ねでフォロワーさんを積み重ねているのです。要は自分自身のセルフブランディングができているということですね。


私と相性が悪いと言っていたらどうしたら相性がよくなるのかを考えてあげ、歩み寄ることも大切です。


インフルエンサーマーケティングを駆使してSNSをフル活用するには、こういったミスマッチを少しずつ無くしていくこともコツです。

投稿するコンテンツもインスタグラマーに見習ってこのアカウントはどんな人のためにあるのか?などをきちんと整理し、そのターゲットが楽しんでくれるようなコンテンツ発信をしていきましょう。

ユーザーとコンテンツの接点を設ける。

次に大事なのが、ユーザーとの接点です。

 

一方的に情報発信してみるのもはじめのうちはいいのですが、SNSを活用できているとはあまり言えません。
それであればもっと詳しく情報を書き残すことができる、WEBページとあまり変わりがないのです。

SNSはもっと手軽に投稿ができる分、ユーザーとコンテンツの接点を作ることで最大限に生かすことができます。
結果、賑やかし的にも、口コミ的にも、アカウントの信頼度もUPします。

コミニケーションを見ていた別アカウントも参加したり、周りの人を巻き込めるのがSNSのいいところです。
SNSソーシャルネットワーキングサービスというくらいですから、周りの人々への拡散力なども優れています。

さらに、上記を利用したLP構造を考えると、SNS施策をうまく利用することもできます。
さらには、アカウントに影響力が育ってきたら、SNS連動型のキャンペーンなども自社企画でできるでしょう。


アカウント(製品)コンテンツのファンにさせる。

  • 自社のロイヤル顧客に近い人
    実際に自社のサービスと利用、もしくは購入してくれている人間に近い人を獲得する方法を考える。

  • 自社の製品のターゲットにしていた層
    もともと、こんな人に使って欲しいと思っていた人間がアカウントになんらかの反応をしてくれているのか?もしくは近い人を獲得するためにはどんな見せ方にしたらいい反応がくるのか?

  • いいねの反応が多い人はどんな人なのか
    実際に今配信しているコンテンツにどんな人が反応してくれているのか?上記2項目で当てはまらなかった場合には、幅を広げるという意味合いでこのままでいいのか?それとももっと上記の2項目で想像しているようなところに近づけていかないといけないのか?としっかり定めましょう。

    そして、地道にユーザーの反応を記録分析し、PDCAを回していく。
    上記を行なうだけでも大分結果が出ると思うのですが、それでけでは勿体無い。SNS上にファンを貯めるももちろんですが、新しい顧客開拓ツールとしての考え方でいるべきとも弊社では申している。

    SNSをフォローさせるだけではなく、LINE@やメルマガなどのSNSを手軽にフォローするよりもより関心度の高そうな顧客予備軍を貯めていく仕組み作りも忘れずしておくことを進めている。

    地道に告知ツールとして使っていると、配信した後にものが売れたりと良い相乗効果を出してくれる。


SNSアカウントはあくまでもCM的効果?

SNSマーケティングも、インフルエンサーマーケティングもあくまでもCM的な効果のあるチャネルとして考えるべきだとお話しています。
そして、直接的効果とか費用対効果が云々かんぬんと言われても、運用担当者はやる気を無くしてしまいます。
特にインスタグラムはまだまだ直接的にURLを貼れる箇所が少なく、なかなか直接的な効果を測定しにくいのが現状ではあります。


それではどのような位置付けでSNS運用を業務として定義したらいいのでしょうか?
SNSマーケティングを従来の宣伝手法に例えるならば『CM』が近いと言っています。


そもそもCMを一度見ただけでCMで打ち出したい製品を認知する人はそう多くない。何かをしながらCMを見て、インパクトがあり、複数回見ることで製品の名前が認知される。
繰り返し流すことで、初めて意味をなすCMにSNSマーケティングは似ていないでしょうか?
SNSアカウントは一つのチャネルとして考え育てる必要があるのは、こう言ったSNSの特性的な部分が元になっています。


ただSNSフォロワーを増やしてどうする?

SNSのフォロワーを増やすためがSNS運用ではありません。

あくまでもそのアカウントが、次のプロモーションや自社企画をするときの土台になる必要があります。その先を見据えていないと本当にただ運用だけをして終わってしまうでしょう。

フォロワーを増やすのは懸賞がいいとおすすめする代理店や、マーケターもいるでしょう。

一方で、懸賞でフォロワー増やすのはどうなのか?とマーケティング担当の人々の中で、物議を醸し出しています。


弊社のナレッジを元に語ると、1万人フォロワーになるまではほどほどに、懸賞やキャンペーンを行なうべきだとお話しています。

なぜ、キャンペーンを行なうべきなのでしょう?
もちろん懸賞目当てのアカウントがあるのも事実です。

しかし、その先にいる人は一消費者。

その人間が、懸賞の景品欲しさでもブランドや製品を認知していくことが大事なのです。

懸賞に応募している人=購入に至らない人と決めつけることもできません。
懸賞をきっかけに製品を手に取る人が増えたらいいなという気持ちで地道に続けることが大事なのでしょう。

 


自社にとってのリアルなフォロワー

→どんなフォロワーなのか今一度見つめ直して見るべき。


リアルなフォロワーは『共感』を持っている。要は口コミ的なものである。


数にこだわるなは嘘!フォロワー数は一定数は大事。

一目で見て価値がありそうと思わせることに5000以上は必要。そこから先は割と勝手に増えていく。いわゆるハッタリをかますためまでの1万人。


自社のアカウントから直接流入もさせたい企業は?

1万人ほどの数になるとストーリーズでダイレクト誘導可能になる。ここで初めて有力な流入導線に近づく。

 

インフルエンサーの使い分けとSNS

近年、中小企業でのインフルエンサー利用も目立ちます。しかし、なかなか実績を出すのは難しく苦戦している会社様も多いのではないでしょうか?
そこで今回は実際の成功例に沿ってインフルエンサーさんとの取り組み例を見ていきましょう。

 

1.パワーインフルエンサー1人に絞った方法

実際、5万フォロワーの人を10人集めて50万フォロワーへリーチという方法を使ったとしましょう。
今回がアパレルの案件だとしたら、アパレル系インフルエンサーに仕事を振ることになりますよね?
その場合必然的にフォロワーはかぶるのは理解できるでしょう。特に、インフルエンサーは自分と同等か少し上のレベルのインフルエンサーとつるみます。
なぜならフォロワーを増やすためです。
イメージが近く自分よりフォロワーが多いインフルエンサーとつるみ、タグを付けあったら意識している属性のフォロワーがふえると思いませんか?
実際にそのようにして増やしています。

と、いうことは「フォロワーは被っている」のが理解できますね。
そうなった時に50万フォロワーリーチではなく実際は35万フォロワーリーチかもしれません。
しかしこの被りは時に良い効果も生み出します。
今回の話は予算があまりない会社さんの成功例です。
この時は1人で30万フォロワーをもつインフルエンサーさんに絞り半年契約で商品贈呈と謝礼をお支払いする方式です。

あくまで彼女が最近見つけたショップという程での投稿が必須になります。彼女自身がはまっているという流れを作り出した結果、インフルエンサーさんたちが自ら購入するということが起きました。
いろんなインフルエンサーに依頼しすぎて信用を無くすことも多いアパレル商材でみごとに成功した例ですね。

 

2.徹底したピラミッド型を形成したPR

 ある程度の資金がある企業様だと徹底したピラミッド形式をとるとかなりの確率で成功しやすいです。

ピラミッド形式を中途半端にやった場合は効果が感じられないままの無駄な資金投下になってしまっていますがキチンと戦略的に続けた場合は効果があります。

 

大手の会社さまがよくやっている手法ですが、新しいCMや新しい広告モデルが採用された際にPRを打つ場合が最も多いです。

有名な芸能人がCMに出ることにより自然に消費者に刷り込まれます。

その刷り込みを何度も繰り返せば購買行動に結びつきやすかったのが以前の話です。しかし、現在のSNS世代はテレビをリアルタイムで見る数も減っているのはご存知ですよね?

その時に同じような効果を表すのがSNSのピラミッド形式です。

 

CMはもちろん、雑誌やSNS広告などあらゆる場に新PRモデルを使用した広告を打ちます。

今までCMだけをやってきた会社も今はあらゆる広告を使用するようになってますね。

そこまで、大体的な仕込みをしてからSNSの出番になります。

今回のPRに立っているモデルに近い属性のパワーインフルエンサー数名にPR案件を流します。

「◯◯ちゃんがCMやってるシャンプーがドラッグストアにあったから買ってみて使ってる」などとインフルエンサー自身もそのタレントのファンであり、それが要因で気になっていたていを測ります。

そこで「このシャンプーを使ったらみんな髪が綺麗になるという」刷り込みが行われ始めます。

タレントさんが綺麗で加工の入った広告がさらに綺麗なのは当たり前ですが、自宅で撮ってあげているインフルエンサーの髪もなんか綺麗な気がする??となると信憑性が増しますよね?

 

そこにさらに駄目押しです。

流行っているという刷り込みを行います。

先ほど依頼したパワーインフルエンサーに近いミドルインフルエンサーに依頼を流します。

特によく遊んでいる人が良いでしょう。

「◯◯ちゃんにおススメしてもらったシャンプーがマジでいい」とかくステマっぽい人を数名と、普段からフォロワーさんとコミュニケーションが築けている人に指定なしの軽い投稿をお願いします。

その場合、あえてコメントはがっつり書かずに写真に写り込んでいるシャンプー、もしくは「最近髪の調子がいいー」と質問待ちの髪をアピールした投稿をしてもらいます。

ステマが溢れているので消費者は宣伝ではない本当に使用している商品やブランドの情報を自ら取得しようとします。

その際に最も重要なのが「コメント欄」です。

案件の投稿にあえて案件の商品を避けて全く別の質問をする人結構いますよね?

インフルエンサーが案件を自然に見せるためにサブアイテムに本当に自分が使っている商品を入れがちなのは消費者は理解しています。

なのであえてサブアイテムとして映り込んだりする程度が信憑性が増すんです。

 

そのようにしてピラミッド形式を組み、一番下のマイクロインフルエンサーに商品をばら撒き使い続けてもらいます。

そうすると彼女たちは案件はすくないので自然に使い続けてくれてピラミッド形式が完成します。

 

えっ、ここまで考えてPRしなきゃいけないの?と思った会社さんも多いかとおもいます。

簡単なPRなんてこの世の中にはありません。

とりあえずインフルエンサーを使えば物が売れて儲かると手を出している会社様も多いかと思いますがあくまで根気強い戦略と時間が必要です。

少し手を出してやめてしまうようなら効果は出ません。万が一効果がでたとしてもたまたま依存性高いフォロワーが多いインフルエンサーに当たっただけで一過性のものです。

お金が有り余って入ればやってもいいかとはおもいますがそうでない場合は継続が厳しくなりすぐに辞めざるをえなくなるので注意が必要です。

 

戦略的にPRをしたい会社様は予算とスパン、期待する結果をPR会社につたえ一緒に根気強くやっていくのが懸命です。

予算がないなら月5万10万と言わずに半年で30万、60万と言えば使い方が変わってきます。月契約より半年契約での提示と交渉が少ない予算で取り組めるコツですよ。

 

インスタラボ

SNSアカウント作ったからってものが売れる訳ではないんです。

SNSアカウントからの流入は一過性のもの

『世の中SNSSNS!って騒がれてるし、御社も運用がおすすめなんだよね、
じゃあさ、SNSのアカウント作ったら売り上げ上がるわけ?』と聞かれることもあるのですが・・・。

正直言って、それだけやったわけでは本当の売り上げを作る土台にはなりません。なる訳ないですよね。

SNSの特性として、ユーザーと交流が図れることです。
良質なファンを増やすことがSNSマーケティングでの最大の課題です。


もちろん、インフルエンサー施策を使った誘導の場合、一過性のアクセスを稼ぐことができますし、アカウントもリーチされますし、悪いことは何もないのですが。

企業がよく勘違いしてしまいがちなのが、『ものが売れる』ということ。インフルエンサー施策を提案してくる代理店ですらよくわかっていないことが多いです。

もちろんものが完全に売れない訳ではありません、紹介してくれたインフルエンサーとの相性がよく、誘導されたLPや商品詳細ページに信頼感があるとか、商品のブランディングがよかったとか全ての要因がここに関わってきます。

ただ、インフルエンサーが紹介してくれれば売れるは嘘で、ちゃんとブランドや、商品を売るための企画サイドの努力なんてやっていて当たり前です。
むしろここができてないのになぜインフルエンサー施策に頼ろうと思ったのか?を今一度見つめ直すべきです。

さらに、インフルエンサーマーケティングを駆使しつつ、インフルエンサーと企業との距離が近い弊社だからこそわかることがあります。


インフルエンサー施策も繰り返し行わないと良質なファンを増やしにくいです。
もしも、興味を持ったユーザーがいたとしても、一度きりの投稿だと、『ああ、案件だったのだな・・・』とバレてしまいます。そして、さらにはファンとして根付きません。

インフルエンサーに繰り返し紹介してもらうことで、信憑性が増します。お金があれば何回でもお金を払って施策に参加してもらったらいいでしょう。


しかし、今のご時世そうもいきません。そのためにはインフルエンサー自身が気に入ってくれる必要があります。

それはブランディングでできること、人々に憧れられるような製品やサービスでいれば喜んで使ってくれるでしょう。

 

ホットペッパービューティーで上位表示をさせる方法

こんにちは。
今日はホットペッパービューティーについてサロン様から相談を受けることがあります。

 

それはプラン内上位表示についてです。同じプラン内でできるだけ上位に自分のお店が表示されたいと誰でも思いますよね。
同じお金を払っている他のサロンの方が上位に表示されていたら抜かしたいと思いますよね。

 

リクルートさんのエンジニアさんやシステム開発者企画者は優秀なので、もちろんある程度のロジックはあります。
それは集客をよりとりやすく、予約を増やしやすいロジックです。どんなお店が検索した際に出てきたら消費者はサイトに対する満足度や信頼が上がるか考えれば必然的に答えはわかるでしょう?

サイト自体の満足度や信頼を高く保ち続けているから美容業界はホットペッパービューティーの一人勝ちといわれています。
他の美容予約サイトを見ても過疎っているように見えてしまいユーザーは離れがちなのは言うまでもないでしょう?
たくさんサロンをかかえてユーザーをかかえればあとはシステム次第でより使い勝手の良い安心できるサイトになりますからね。
そのためにはホットペッパービューティーは、払ったお金以上の予約を確保することに全精力を傾けているのでしょう。契約を取るまでが営業。満足度を上げるのはシステム。それをものすごく感じますね。
なので営業の知識は薄く、予約を増やすためのロジックも対してない。しかしながら、払ったお金以上の予約は入る。
ならサロンさんはやめませんよね?

 

ランダウンをしたりやめたりする場合は「予約が入らないから」ではなく「顧客が増え新規予約枠がないから」がほとんどです。
それだけ優れたロジックのホットペッパービューティーですがシステムロジックを理解すればある程度上位表示は夢ではありません。

それではいくつかご紹介しましょう。

 

1.最重要箇所はサロンのTOPコメント

ユーザー側から見た際の紫で表示されたメインの文言です。
裏側からは掲載管理の「サロン」から変更が可能です。ここのコメントを毎日更新すること。これだけで上位表示に一歩近づきます。
ぶっちゃけあくまで推測ですが、そのコメントの更新というよりは掲載管理の承認申請ボタンを押したことによる最新情報があるサロンというロジックではないかな?と思っています。
掲載のTOPページには重要な内容を入れているかと思いますが、そこが更新されたらお客様に周知しなくてはいけない内容が更新されたと認識しますよね?
ということはできるだけ目に触れるようにしなくてはいけません。


2.口コミの数と返信率

口コミは予約の際により重要視されている箇所です。ここの数が少ないと予約を決める決定情報として不足します。
よく言われるロジックとしては口コミを増やせ!ですがこれには私は納得できていません。
口コミ数ではなく、口コミに対する返信の素早さが重要だと認識しています。
営業さんは口コミの内容ではなく数だと言います。それは一理ありますがシステムロジックではなくユーザー心理ロジック的な話でしかないと思われます。
ユーザー心理的にはたしかに判断できる材料が少ないと予約に至る決定的な情報としては問題があると思います。
しかし、私たちがコンサルしているサロン様では口コミ数3件なのにもかかわらずエリア内同プランで上位2割以内に入っていました。
逆に1で紹介した毎日のコメント更新をして口コミが300件のサロン様はどうプラン内で後半の順位でした。そのようなサロンが数軒あり中を確認したところきまって口コミの返信が数週間放置されていたのです。
これにより下位表示になったのではないかと推測しています。
しかし、口コミは大切です。予約までのコンバージョンを上げるには口コミの内容が最重要ポイントでもあります。
私たちがコンサルしているサロン様はその口コミをSNSで数百件集めた後にホットペッパーの掲載をスタートしたためホットペッパー内の口コミは少ないのですが予約コンバージョンは高いです。
他サロンの10倍のコンバージョンを誇ります。
口コミはSNSで調べる時代に変わりつつありますのでそこも再度見直しをお勧めします。

 

3.フォトギャラリーの枚数

調査した際のフォトギャラリーの枚数には驚きました。上位2割のサロン様はほぼ200件以上の登録がありました。
何故なのか考えて見たのですがPV数が上がるから予約に直結しやすくなるという可能性もありますが、ブログよりも有益な情報ととらえられているのではないかと見解しています。
ブログは内容審査まで入れロジックを組むのは至難の技です。写真が上がっていても普段の個人ブログのような美容が関係しない情報かもしれないため、写真付きブログを優良と判断するロジックは組めないですよね。
しかし、フォトギャラリーに近所のご飯や私的写真を入れるサロンはないはずなので単純に枚数ロジックを組めます。
その微かな可能性としてたまたま某サロンが背術内容ではなくサロンの施術台やお店写真だけで150件以上載せていた際に上位に上がっていました。なのでかなりの確率でフォトギャラリー枚数ロジックは有効かと思います。
もちろん、最初に書いたPV数が伸びるという件も同時にクリアできるため予約コンバージョンも上がりやすくなります。
興味があるサロンからは情報を探ろうとするためホットペッパーをメイン集客に使っているサロン様はPV数を気にして行く必要があります。
PV数に比例して予約が増えるというのは当たり前のことですので。

 

4.ブログの更新

こちらですが、全くないよりかはあった方がマシというレベルです。ぶっちゃけ暇なら書いてくれというくらいで別にこの更新が上位表示ロジックに大きくかかわるかというとかかわらないのではないかと認識しています。
なぜなら、ブログ件数0でも上位表示されていた実績があるからです。
他サロンの分析をしましたが、ブログ件数が多いからといって掲載順位が高いという事実は見受けられませんでした。
ホットペッパービューティーの営業さんたちはこぞってブログブログといいますが、かなりの確率で優先度が低い項目だと思います。

 


さて、今回4つの項目についてご紹介しましたが上位掲載にかかわる項目は他にもあります。
紹介した最初の3項目についてですが、よく考えていただければわかる通りユーザーに対して親切な情報の量や更新頻度がかかわっていますよね?
なぜならばユーザー側からの支持を受けるサイトをたもてなければアクセスが減り予約が減ります。
予約が減るとサロンへの誘導が減るのでサロンの満足度が下がります。
払ったお金以上の予約が取れない広告は多いですが、ホットペッパービューティーで払ったお金以上の予約が取れなくなった瞬間にサロンは離れます。
単発広告ではなく継続的掲載に意味がある広告だからこそのことです。

サロンが離れると有力な情報を発信しているサロンま減っていき上位掲載されるサロンの質が下がりユーザー満足度も下がります。
その結果ホットペッパービューティーの一人勝ちではなくなり、集客を独自でできないサロンが経営難に陥ります。
ホットペッパービューティーはユーザーからの支持を保持し続けなくてはいけませんが、現状問題としてSNSの普及によりユーザー自体がへりつあることは誰が見てもわかる事実でしょう。
ホットペッパービューティーに頼り続けてきたサロン様はホットペッパービューティーの枠の中だけで勝負に勝てばよかった時代が終わる可能性があることを受け止めるべきだとは思います。お金を払えば予約が入る時代は終わりに近づいてきています。

 

他業界と同じようにネット社会の大きな海原に放り出されても生き残る術を身につける決断を。

インスタグラムでURLを効果的に貼る方法

インスタグラムってURLが直接的に貼れる箇所が少なく、なかなか企業のPRにつながらないと思っている方も多いのではないでしょうか?

そんなことはありません。

 

URLを効果的に貼る方法はもちろんあります。

 

まず、だれでも貼ることができるURL1か所です。

それがどこかというと「プロフィールのウェブサイト部分」です。プロフィールを編集をするとウェブサイトを登録できる欄があります。そこに1つだけURLを貼ることができるのです。

 

次にある条件をクリアした場合に貼れるURLがあります。

このある条件というのは、アカウント名のところに青いチェックマークのある認証アカウントであること、もしくはインスタグラムのフォロワーが1万人以上いる場合になります。

 

最後にショップをやっている方には有効な方法で貼れるショッピングURLがあります。「Shop now機能」です。

機能が対応しているショッピングカートシステムを利用している場合フェイスブックページの連携を図ることで商品ページまで飛べるURLを貼ることが可能です。

 

 

さて、3つほどインスタグラム上で有効なURLが解ったところでその効果的な使い方をご紹介したいと思います。

 

まずだれでも貼ることができるプロフィールURLです。

企業アカウントであれば必ずこのプロフィール部分には自社のURLを貼っておきましょう。

商品のPRアカウントの場合:商品の購入ページへのリンク

飲食店や美容店のアカウントの場合:予約ページへのリンク

このようなリンクの貼り方をよく見ますが、ここには注意が必要です。まず、アカウントにたどり着いた経緯によってその時貼っておくURLは変えるべきです。

キチンと商品やお店のいいところが紹介できている場合に関しては直予約や購入のリンクで問題ありません。

しかし、もしたまたまインスタグラム上で見つけて飛んできた場合直接購入や予約のページだと効果が半減してしまいます。

なので特に外部施策を行っていないときはブランディングを伝えられるページのURLにしておくべきです。

例えば、商品を売りたい場合でも商品の購入ページURLを貼るのではなく商品の説明やブランドの説明ページURLを貼るようにしましょう。まずは良いところを知ってもらって興味を持ってもらう段階という認識が重要です。

インスタで写真をみてポロフィールに飛んできてすぐに商品買うなんてことはめったにないと思いませんか?

まずはその商品がどんなものか?そのブランドがどんなブランドか?を知ってから購入に至るのでその導線はキチンと引きましょう。

 

直接導線を引いてもいい場合もあります。それはどのような時だと思いますか?

それは、外部施策で第三者が商品やブランドを紹介してくれてそこから消費者が飛んできた場合です。

よくあるインスタグラムのPR施策ですね。

数人のインフルエンサーさんに商品を使ってもらったり着用してもらったりして、商品の良さを伝えてもらう。その際に公式アカウントへの誘導導線をとってもらうといった流れです。

その場合、憧れのインフルエンサーさんが使っている商品ということで「欲しい」となる消費者がある一定数います。

その消費者が公式アカウントにたどり着いたときに直接商品が買えるページであれば親切と言えます。そのURLを踏む前に商品の情報はある程度刷り込まれた状態できているので有効と言えます。

 

このように、商品販売の場合ではその時の状況によって公式アカウントのURLを変えることをお勧めします。

同じように飲食やサロンなどの予約業でも同じです。いつもはサロンの公式ホームページのTOPURLを貼っておきますが、インフルエンサーさんのPRに合わせて予約ページ直リンクに変更します。

そのような細やかな対応がコンバージョンアップにつながっていくので地道にやってみてください。

 

そして、このプロフィール欄のURLを使ったPRもよく実施されています。1週間限定アンバサダーなど特定の期間を設けて製品を使ってもらっているインフルエンサーさんのプロフィールURLを期間内だけその製品のURLにしてもらうなどです。他にもPR投稿をして24時間以内はプロフィールURLを変えるというのも行われています。

 

このプロフィールURLを変える場合ですが、やり方によってはやらせ感やPR感が出すぎてしまうので注意が必要です。

もちろん、通常の1投稿であれば公式インスタグラムのアカウントタグを貼ってもらいそこから流れてきた一部の人だけがホームページにいきつくのですが、その数クリックなく1クリックでホームページに飛ぶのでアクセス数は伸びやすくなります。

 

しかし、同時にPR投稿というのがバレバレなのでやり方にコツが必要です。

例として1つご紹介しましょう。

 

とある美容サプリメントPRです。

まず1投稿案件として数十名のインフルエンサーさんに投稿をお願いします。

その投稿内容は「〇〇のアンバサダープログラムに応募!」と言う内容です。あくまでアンバサダーに自分からなりたくて応募をしているという程にします。

その後投稿者の中から数名にアンバサダーとして1週間チャレンジに参加してもらい、その期間のURLを変えてもらう、期間内には数投稿してもらうというセットプロモーションです。

 

すこしめんどくさい流れではありますが、自然な流れははかれるのでぜひ試してみてください。

【明日からフォロワー増!!】インスタグラムでフォロワーを増やす3つの方法

こんにちは!インスタグラムラボです。

 

今回はインスタグラムでフォロワーを増やしたいと思っている方向けの内容を書きたいと思います。

ツールを使ってフォロワーを増やしてもやり方を間違えているとエンゲージメントが落ちます。さらに、インスタグラムをビジネスのツールにしたいと思っている方や企業アカウントは特に注意が必要となります。

 

さてそれではインスタグラムのフォロワーを増やす方法をご紹介して行きましょう。

 

 

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1.ブランディングを徹底する

 

インスタグラム内のキャンバスはブランドのルックブックと同じようなものと考えましょう。

まず「誰に向けた」「どんな需要を満たす」ブランディングなのかを考えます。

 

若い女性のフォロワーを増やしたいのに男性受けする内容ばかりあげていては意味ないですよね?

化粧品のPRをしたいアカウントなのにご飯ばかりあげていたら意味ないですよね。

 

まず、誰に向けたどんな需要を満たすアカウントなのか?を具体的に考えて設計します。

 

ブランディングのコンセプトがこれではっきりしてくると思います。

そして、そのコンセプトに沿ってOKな写真とNGな写真の基準を決めます。

この基準を決めておかないと、投稿をしながらどんどん方向性がぶれていきがちになります。

 

これはルールにあたります。コンセプトから外れないためにある程度のルールを決めておきましょう。

 

そして最後に視覚的ブランディングです。パッとみたインスタグラム状のキャンバスが統一された色調であること。それがインスタグラムのなかでは重要です。感覚的に見るインスタグラムだからこその重要ポイントです。

 

インスタグラムで使える加工アプリについては別記事にあげさせていただきました。

 

ブランディングの3大基本を理解したら、次にアクションです。

 

2.フォロワーをあつめるためのアクション

 

フォロワーを集めるためのアクションには内部的なものと外部的なものがあります。

 

まず、内部の施策について簡単にご説明します。

自分のファンになりそうなアカウントにアクションを起こす方法です。

フォローしたら一番簡単ですが、フォローとフォロワー数が同じくらいのアカウントになってしまったら信用が下がると思いませんか?

 

なのでここでは「いいね」を推奨したいと思います。

フォロワーが少ない人なら「いいね」だけでも気づきます。フォロワーが少なく1投稿の「いいね」数も少ない自分のファンになりそうな人の投稿に「いいね」を押しましょう。

そのアクションに反応して投稿を見に来てくれル人が少なからずいます。

 

その際注意したいのがサムネイル画像です。ここには、ぱっと見で自分のアカウントのブランディングが伝わる画像を設置しましょう。

企業アカウントの場合は、プロ感を出したサムネイル画像にアカウント名にはofficialの文字など入れて公式であることをアピールしましょう。

 

きちんとアカウントのブランディングができていて、いいねをする相手を間違えていなければ必ずフォロワーは増えます。

 

さらにこの「いいね」をして回るタイミングですが、自分がターゲットにささる投稿をしてからすぐに行ってください。

そうすることにより自分のアカウントの最新投稿を見るPVが増え「いいね数」もUPします。

 

普段の投稿よりエンゲージメントが高い投稿は「人気投稿」に上がる可能性が高くなります。

 

人気投稿とはインスタグラム上でタグ検索をした際に「人気」と「最新」の人気側に表示される投稿です。

こちらの方が露出が高いため目に触れる機会が増えます。タグ検索で有益な情報を投稿しているアカウントを見つけたらフォローしちゃいますよね?

その流れでフォロワーも増えます。

 

さて、次に外部施策です。

 

内部だけでフォロワーを増やそうにもなかなか難しいのが現実です。

さらにスピードアップしてフォロワーを増やすために外部での拡散をしていきましょう。

 

①ほかのSNSから誘導する

ブログやツイッターフェイスブックなどいくつか同時にSNSを運用している方が多いかとおもいます。

そこのTOPにインスタグラムのURLを埋め込むのはもちろんですが、同期を取ってほかSNSにも流れるようにしましょう。

特にツイッターであれば1日に何投稿あってもブロックされにくいSNSなので毎回同期でもOKですね。

 

②オフライン誘導

他にも企業様の場合などは、店舗があれば店舗からの誘導が最も簡単です。

店舗にインスタグラムのPOPを貼っておくだけでも多少は流入するかとおもいますが、キャンペーンとくっつけると特に効果を発揮します。

「インスタグラムフォローでノベルティプレゼント」「インスタグラムフォローで本日のお会計◯%引き」「インスタグラムフォローで毎月◯名に◯◯が当たる」などです。

これは店舗のスタッフがかなり誘導しやすい当日に使えるサービスをつけた方法です。

接客をきちんとする販売系の職種の場合は悩んでいるお客様へのひと押しにもなります。

 

さらに、インスタグラム上を盛り上げる方法として「公式アカウントをフォローして#◯◯で投稿!抽選で毎月◯名様に◯◯をプレゼント」や「公式アカウントをフォローして#◯◯で投稿!素敵な投稿は公式アカウントでご紹介」など投稿までさせる方法は店舗数がたくさんありきちんと戦略を組める会社様にはオススメです。

この方法には数名のインフルエンサーさんをくっつけたり、インスタグラム広告をばらまいてさらに拡大をはかれます。

店舗があることによりSNS上だけよりも大きなキャンペーンが打てます。

 

しかし、戦略を失敗すると閑古鳥が鳴く場合がありますのでお気をつけください。

 

3.同時に使うべきインスタ用ツール

 

さて、前章までは人の力だけでやるやり方です。

しかし、SNSは膨大な情報量と膨大なユーザーがいます。人の手だけではどうにもならない場合もあるとおもいませんか?

 

そう、フォロワーを増やすためにぜひ同時進行で仕込んで欲しいのがインスタグラム用のフォロワーアップツールです。

 

今回は日本人が使いやすくリリースされている安価なツール「ハッシュ365」についてご紹介します。

 

それでは、ツールって何ができるの?という方向けに簡単に説明します。

 

まず、最初の章でお伝えした「ファンになりそうな人の投稿にいいねを押す」という部分を補ってくれます。

自分のターゲットが投稿につけていそうなタグを15個まで設定できます。

その設定したタグをつけた投稿にツールがいいねを押していってくれます。

 

とても楽ですよね?

自分で押したら探して押しての繰り返しですがツールなら表に出ている情報から設定したセグメントに合わせていいねをしていってくれます。

 

例えば、いいね数が◯個以下の投稿にしかいいねしないなどという設定もあります。

自分でいちいち「いいね数」を確認して押していたら日が暮れてしまいますよね?

 

さらに最新の情報を反映していますので、インスタグラムからアカウント削除されない数での設定になっています。

最近は1日500〜600いいねでコンスタントにいいねをしていってくれていますね。

 

ちなみにこのタグ設定ですが、定期的に変更していきましょう。同じにしておくと同じアカウントにばかりいいねをしてしまう可能性が上がります。基本的には1日500〜600いいねと計算して自分が設定した15個のタグの1日の投稿数と比べてみてください。

1日の投稿数が少ないタグで狙いうちしている場合は高頻度で変えましょう。

 

つぎに、もっと早くフォロワーを増やしたい人に使って欲しい機能です。

フォロー&リフォロー機能。

1章でも簡単に説明しましたが、企業アカウントや熱狂的ファンを作ってPRに使いたい個人の方にはオススメしません。

 

 なぜオススメしないのかというと、表から見てバレバレだからです。

フォローの数に対してフォロワーの数が同等か近しい数字になります。さらにフォローするとそのうち数人は必ず投稿に「フォローありがとうございます」などとコメントを入れてきます。

 

せっかくファンになった人がそのコメントを見たら、信用が下がると思いませんか?ツールを使っているのが丸わかりだと質の高いファンがつきません。

なので企業アカウントやビジネス向けにアカウントを運用したい方にはお勧めしないということです。

いいねを押すぐらいでしたら、コメントが入ってもとくに大きなイメージダウンにはならないのでその程度で収めておきましょう。

 

しかし、フォロワーアップスピードに関してはフォロー&リフォローは言い値だけの場合にと比べて3倍~4倍のフォロワーアップスピードになりますので一定期間だけ集中的に行うのは手かと思います。

 

最後にツールを使う際の注意点をお伝えします。

ツールを使っているとある程度の反応が毎日着ます。

そうなると投稿に手を抜きがちになる運用担当者さんも多いです。いいねやフォローが必ず毎日あるのでしばらく投稿放置をしても問題ないと錯覚してしまいがちです。

 

しかし、投稿を放置することにより、最新の投稿にだけ「いいね」が増えてしまいバランスの悪いキャンバスになります。

基本いいね数は200程度のはずなのに1週間放置した際の最新投稿だけ1000いいねになっていたりしたらおかしいと思いませんか?

 

なぜ最新投稿にいいねが集中するのかというと、いいねしてくれたから返しをいいねしようという気持ちの人が日本人には多いからです。

その場合下まで投稿を見ずに一番上の投稿にいいねを押しますよね?

なので最新投稿にだけいいねが集まる現象が起きます。

 

そして、せっかくフォローしてくれた人も何日も投稿がないとアカウントフォローを解除することもあります。とくにフォロー数が少ないユーザーは一定期間で整理をしたりするので常に有益な情報かつフォロワーさんが求める情報を発信していく必要があります。

 

いかがでしたでしょうか?

以上の3つの方法を頭に入れてインスタグラムの運用をすることで確実にフォロワーは伸びます。

ぜひ試してみてくださいね。

 

インスタラボ

 

企業はSNSをどのように広報業務に役立てるべきなのか?

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こんにちは!SNSラボです。

 

企業でPR担当のポジションの方や、SNSを使ったマーケティング担当者など、SNSソーシャル・ネットワーキング・サービス)をビジネスでの活用するにはどうしたらいいのか?に着目をして、SNSを企業のPR活動に利用する上でのポイント、さらには注意点などまでご紹介したいと思います。

 

企業はなぜSNSを運営するべきなのか


昨今、スマートフォンの復旧によりSNSソーシャル・ネットワーキング・サービス)の利用者が急増しています。

特にIphone3Gがで始めた2012年以降、アリーマジョリティ層を筆頭にウェブのみが主流だったSNSにアプリで手軽にSNSができる影響力が大きくなってきました。

そして、2015年以降、企業のインターネット戦略においても、SNSは当たり前とかしており、企業PRやマーケティングという観点からでも無視ができない存在となっています。

 

SNSの最大のメリットはどんなところにあるのでしょうか?

 

企業のPR活動にとって、最大のメリットといえば、“口コミ”による情報伝達力が一つと言えるでしょう。

 

SNSでの口コミというのは、

①よりリアルな消費者からの意見を吸い上げることができる。

②雑誌やメディアではなく、自分と関係性を築いている直接的な知り合い、またはSNS上で参考にしている相手であるのでより従来の広告よりも共感指数が高い

 

上記のように言われています。


さらには、企業に対して興味の高いユーザーはその投稿をたどってまた別の人の投稿を読むことができたり、やりとりを見た他のユーザにもそのサービスや商品など、自社をPRできるのです。そのため、企業にとって好印象の口コミをSNS上で共有してもらうことが自社や自社製品のイメージ向上に大きく役立つことになるのです。

 

「ソーシャルプラグイン」を上手に活用できていますか?

自社サイトにはもちろん当たり前のように、ソーシャルプラグインが埋めこまれていると思います。

しかし、実際のところこのソーシャルプラグインをうまく活用できていない企業も多くいます。

このソーシャルプラグインこそが、口コミを形成のに役立つため、ツールとしてSNS運営会社側も積極的にプラグインを用意しているのです。

しかし、とりあえずあるのが良しと考える企業も多く、それが生かされている事例はそこまで多くありません。

 

改めて、ソーシャルプラグインとは何か?今更聞けないという人のために補足しましょう。

これは、WEBページに埋め込まれている、Twitterにおける「ツイートボタン」であり、Facebookにおける「いいね!ボタン」などの「ソーシャルプラグイン」です。最近ではシェアするだとかUI/UX観点からもボタンに書く文言に少しばらつきが出ています。

 

ウェブページに設置された「ボタン」をTwitterのユーザーがクリックすれば、ユーザーの承認を得て、手軽にページのタイトルと短縮URLが、ユーザーのTwitterのタイムラインに投稿されるような仕組みです。
さらに通常のツイートと同じく、写真を投稿することができたり、書き加えたりすることもできます。

通常の投稿と同一なため、ユーザーのフォロワーにも自動的に配信されます。つまりは、ある程度影響力のあるTwitterユーザーに一度ツイートしてもらうことで、企業の製品情報やキャンペーンを数百人、数千人にリーチできるという便利さがあります。リーチしただけではゴールまで達しませんが、内容がそのSNSにを好む属性とマッチングしている時に『バズ』が生まれ、幅広い人に拡散されていくという仕組みが取れるのです。

 

「ソーシャルプラグイン」は意外と重要!

ソーシャルプラグインの設置は、ただ設置していればいいという考えの企業も多いです。
設置はしてみたものの、実際どのように活用するべきなのか?広報担当がうまく使いこなせていない場合も本当に多く、せっかくのSNSツールなので上手に活用する策やノウハウを学ぶ必要があります。

さらに、ウェブページにおける位置や機能について、細かい工夫や仕組みを設計する必要があります。

たとえばFacebookだけでも、「いいね!」のほか「おすすめ」「コメント」など、11種類のソーシャルプラグインが用意されています。

キャンペーンを実施したり、投稿でバズを起こすにも、「いいね!ボタン」を押してもらうにおいても、ユーザーがボタンを押したくなる心理を考えてボタンの周りの文章内容も推敲しないといけないのです。


さらにはWEBの技術的な最適化への配慮も必須。

無料で行えるPRツールなだけに、どのように設置をするか?を十分に検討しておきましょう。

 

企業のSNSアカウントによる情報発信

ボタンの設置と活用方法だけではなく、実際にSNS活用をする上で重要なポイントは、日々の情報発信です。

企業のSNS公式アカウントによる情報発信というと、一体どんなことをしているのか?疑問に思っている人もいるかと思います。

 

従来、ただただ受け身でいた場合に、
何かで企業を知った、利用者が運営するウェブサイトからお問い合わせをして、初めてコミュニケーションが生まれます。

 

お問い合せ窓口(電話番号やメールフォーム)経由の1対1のものがほとんどで、そのコミュニケーションの内容を他の利用者へも共有することはほとんどなく、ある程度のよくある質問などをまとめたFAQなどぐらいしかありませんでした。
SNSを使ってこうした従来のコミュニケーションを積極的に開示していき、“質問のしやすさ”や“情報開示への積極性”を表立って出すことで、マイナスを逆手に取りPRする企業が増えています。



このマイナスを逆手に取った手法例をご紹介します。

お問い合わせ・クレーム窓口にTwitterアカウントを追加し、WEBの問い合わせを全てTwitter経由での問い合わせにツイートで返答するといった方式をとっている企業がありました。

 

大胆かつ炎上要素がありそうですが、真摯に回答している様子がみられるためその企業のファンになったというユーザーも少なくないのでは?と思ってしまうほど優秀な回答が多かったです。

この方法を使えば、その企業の公式Twitterを見た人だけでなく、問い合わせた人のフォロワーにもやりとりが共有されるため、企業のお客さま対応が“見える化”されるというのが大きなメリットとなるわけです。

FAQについても、Twitter上でよくある質問ページへリンクしたり、埋め込みの許可をとり記事化することによって、同様の質問にも最小限の労力で対応可能となったり、見える化された情報の信憑性というのも向上します。

 

情報社会において、口コミ情報サイトは腐るほど出てきています。

その口コミ情報サイトで、やらせ口コミ投稿などがあるなど、一時話題となりましたね。そういった背景から出どころの信頼性というのも近頃のユーザーは気にしているケースが多いのです。

 

よりリアルな口コミを表現するならばSNSの投稿を活用するべきです。

 

強力な情報拡散力をもつSNS

みなさんの生活の中で欠かせなくなったインターネット。登場してから急激に普及するとインターネット上に掲載される情報量が増えるにつれて、今度は情報氾濫が起こります。
その情報のなかで、どれだけ自社の情報を目立たせて、ウェブサイトへの集客へとつなげるかが重要な課題となっていました。このころの集客にはリスティング広告などの広告や、メディア掲載など今もある様々な手法がありました。そしてブログなどが流行り、さらに手軽に参加できるSNSが登場し始めたのはもうかれこれ10年前以上になります。

招待制SNS mixiなどが流行り、SNSを効果的に使えば、低コストで、かつ非常に迅速、強力なプロモーションを実現することが可能になったのです。

その後、Twitterfacebook、さらにはInstagramなど登場しています。最近はyoutubeをはじめとした動画コンテンツに注目があつまっており、tiktokなどの動画配信アプリが復旧し始めています。

また利用者それぞれのネットワークで広がるの口コミに一番期待ができるのがSNSです。

しかし、SNSは良くも悪くもユーザーが感じたものがそのまま投稿されるため、良いリアルな投稿ばかりであれば良いのですが、悪いリアルな投稿が増えてしまうことで問題となるケースも多くみてきました。

 

こうした強力な情報拡散力が仇となりデメリットが目立ってしまうケースもなきにしもあらずです。


たとえ間違った情報だったとしても、SNSでは瞬時に多くの利用者に伝達されます。
またそのミスが企業が作り上げた信頼性を裏切るような内容だった場合には、利用者同士の口コミでさらに大きな広がりを見せ、時には株価を下げてしまうなんてことになりうることも。

 

企業の対応によっては炎上、さらにはそれを報道するメディアも

協力な拡散力のあるSNSですが、悪い情報も同様に利用者全体に拡散されます。そのため対応に不手際があったり利用者の反感を買うような対応をしることにより、そのクレームもSNSを介して一気に伝播することになり、さらには個人のブログやネット掲示板などに波及して“炎上”という状態になる可能性もあります。

さらにこのレベルまでいくとテレビメディアや雑誌などのマスメディアが放っておきません。

悪事千里を走るということわざがありますが、悪い噂ほど回るのは早いというのは本当ですね。





そいった意味だと、ZOZOの前澤氏はSNSでの炎上が話題ですよね。配送料事件から、恋人に対する発言などでテレビメディアまでも賑わせていましたね。



その強力な情報伝達力が最大のメリットであり、デメリットでもあるSNS

それだけに、企業活動へのSNSの導入は、計画的に行い、運用担当者を長期に渡り育てていくことが大切なのです。


「流行っているから」「手軽だから」と安易な気持ちで手を出したり、担当をつけて自由にやらせるのは危険だと言えるでしょう。ただし、危険だからといって参入しないわけにはこのSNS時代にはいってられません。

 

そこで弊社では、正しい運用設計はどのようにしたらいいのか?ご相談に乗っております。

 

 

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