ビジネスでSNSを駆使してわかった10のこと

ファッション・美容関連を中心にハンズオンのコンサルティングを行っている会社がSNSを駆使してわかったことをブログに記録していきます。

SNSアカウント作ったからってものが売れる訳ではないんです。

SNSアカウントからの流入は一過性のもの

『世の中SNSSNS!って騒がれてるし、御社も運用がおすすめなんだよね、
じゃあさ、SNSのアカウント作ったら売り上げ上がるわけ?』と聞かれることもあるのですが・・・。

正直言って、それだけやったわけでは本当の売り上げを作る土台にはなりません。なる訳ないですよね。

SNSの特性として、ユーザーと交流が図れることです。
良質なファンを増やすことがSNSマーケティングでの最大の課題です。


もちろん、インフルエンサー施策を使った誘導の場合、一過性のアクセスを稼ぐことができますし、アカウントもリーチされますし、悪いことは何もないのですが。

企業がよく勘違いしてしまいがちなのが、『ものが売れる』ということ。インフルエンサー施策を提案してくる代理店ですらよくわかっていないことが多いです。

もちろんものが完全に売れない訳ではありません、紹介してくれたインフルエンサーとの相性がよく、誘導されたLPや商品詳細ページに信頼感があるとか、商品のブランディングがよかったとか全ての要因がここに関わってきます。

ただ、インフルエンサーが紹介してくれれば売れるは嘘で、ちゃんとブランドや、商品を売るための企画サイドの努力なんてやっていて当たり前です。
むしろここができてないのになぜインフルエンサー施策に頼ろうと思ったのか?を今一度見つめ直すべきです。

さらに、インフルエンサーマーケティングを駆使しつつ、インフルエンサーと企業との距離が近い弊社だからこそわかることがあります。


インフルエンサー施策も繰り返し行わないと良質なファンを増やしにくいです。
もしも、興味を持ったユーザーがいたとしても、一度きりの投稿だと、『ああ、案件だったのだな・・・』とバレてしまいます。そして、さらにはファンとして根付きません。

インフルエンサーに繰り返し紹介してもらうことで、信憑性が増します。お金があれば何回でもお金を払って施策に参加してもらったらいいでしょう。


しかし、今のご時世そうもいきません。そのためにはインフルエンサー自身が気に入ってくれる必要があります。

それはブランディングでできること、人々に憧れられるような製品やサービスでいれば喜んで使ってくれるでしょう。